グローブのカッティングごとにみられる特徴! Part.2 「ロールフィンガ―」
勢いそのままにカッティング紹介第2弾、やっちゃいたいと思います!
今回紹介するのは「ロールフィンガー」。他には「ガンカット」とも呼ばれるカッティングで、指が包み込まれたカッティングが特徴です。
今回は、指先を巻き込んだadidasの「フィンガーチップ」も同じカッティングとして紹介していきたいと思います。フィンガーチップ=ロールフィンガ―ではなく、指先を巻き込んでいる状態になっていることをフィンガーチップと言います。特徴を先に言っておくと、フィンガーチップの良さは指先のあたりを良くすることで、縫い目などによるストレスが無くなることです。
ロールフィンガ―の良さは、その包み込まれるようなフィット感と衝撃吸収力です!
指全体がパームで包まれることによってグローブ内でのフィット感が向上し、ボールと設置した際には衝撃が分散されると同時に接地面積が大きくなるので、キャッチ時の安定感が高まります。キャッチングでは、掴みにいったうえで「ボフッ」とはめる感覚です。また、全体にパームがあることで、ボールとの多少のズレにも対応できるところが特徴です。
ただ、グローブ自体の機動性には少し欠けるので、スローイングなどのハンドリング要素はあまり高く追及できません。とはいっても、グローブの構造・素材次第では「やわらかい」ロールフィンガ―と「かたい」ロールフィンガ―があるので、やわらかい方ならまだ追求できるかと思います。
<主なロールフィンガ―着用選手>
‐日本人選手‐
・曽ヶ端準
‐外国人選手‐
・テア・シュテーゲン ・クラウディオ・ブラボ ・ビュルキ
<各メーカーの国内販売されている主なモデル>
・プレデター TRANS プロ フィンガーチップ
SELLS
・ラップ エリート アクア
・ラップ プロ サイクロン アクア
・ラップ プロ テライン
HO
・IKARUS エルゴロールフィンガ―
・コントロール デュオ GEN8
・SSG レガシー ロールフィンガ―
uhlsport
・エリミネーター コンフォート ロールフィンガ―