グローブのカッティングごとにみられる特徴! Part.4~「ハイブリッドカット」

カッティング紹介第4弾は「ハイブリッドカット」です!

このハイブリッドカット、最近になって急激にユーザーが増えています。HOやRGなどの日本進出による影響がかなり大きいようですね!

ハイブリッドカットの定義としてはあいまいな部分があるのですが、基本的には人差し指と小指がロールフィンガ―カットで、中指と薬指が別のカッティングといったところです。

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ヴェイパーグリップ、グリップ3もハイブリッドカットに分類されます!

 

ハイブリッドカットの特徴は人差し指と小指をロールフィンガ―にすることでボールのホールド力を高めつつ、ハンドリングのフィーリングの良さも残しているところです。キャッチングでは、人差し指と小指はキャッチにおいてかなり重要なので、そこにしっかり力が入るというイメージですね。

機能性としてはそれぞれのカッティングの良さを十分に引き出していると言えます。ただ、慣れない人は慣れない独特さもあるので、購入の際は一度試着されるといいでしょう。

 

<主な着用選手>

 ‐日本人選手‐

 ・西川周作 ・秋元陽太

 ‐外国人選手‐

 ・ティボ・クルトワ ・ウィリー・カバジェロ ・エデルソン ・アリソン

 

 <各メーカーの主要国内販売モデル>

 NIKE

 ・ヴェイパーグリップ3

 PUMA

 ・フューチャー グリップ 18.1

 ・EVO DISC

 HO

 ・IKARUS ロールネガティブ

 ・IKARUS CLUB ロールネガティブ

 RG

 ・Snaga Aqua

 ・Pluja+

番外編!激安グローブまとめ!!!

「キーパーグローブが消耗してるけど早くて親に買い替えたいなんて言えない・・・」

「試合用はいいけど練習用がもうボロボロになっちゃった・・・」

「もう少しグローブがあったらうまく使いまわせるんだけど・・・」

「安くていいグローブないかなあ・・・」

「1万は高すぎるんだよ・・・」

 

そんなあなたに!!!!

今セール価格になっているお勧めグローブ、紹介します!!!練習はもちろん試合に使える万能なものまで!どーんと紹介しちゃいます!!!

 

まずはこれ!エヴォスピード3.3!

4mmスーパーソフトフォームを採用し、軽量性・フィット感に優れたモデル。少しタイトめなフィッティングが結構いいんです。試合にも全然使えちゃいます。なんと現在77%オフの1999円!サイズは10号と11号のみですが、タイトな分少し小さく感じると思います!

2つ目はこれ!エヴォパワー2グリップ RC!

これまたいいグローブなんですよ。プーマ使ってる日本人選手はほぼこれと同じタイプのグローブ使ってます。シンプルなフラットパーム。プーマでトップクラスの4mmウルティメイトグリップを採用してるので申し分ないです。主要サイズが3620円!

プーマって結構値下がりするんでコスパが素晴らしいんですよね~!

 

3つ目はHOから!GHOTTA ROLL NEGATIVE JAPAN!

エイチオーサッカー GKグローブGHOTTA ROLL NEGATIVE JAPAN 500928 10

トップクラスのパーム素材、アクアコントロールグリップを採用しているハイクオリティモデルです!どっちかというと試合用ですが。(笑)

なんと4999円です!

 

次もHOからですが、これは驚き・・・。

HO SOCCER(エイチオーサッカー) AQUA GRIP GEN 8 JAPAN 051.0113jp ホワイト×ピンク 9.5

AQUA GRIP GEN8が7、9号以外破格の2641円・・・。こちらもアクアコントロールグリップ採用のモデルです。デュオパームなので衝撃吸収に優れたモデル!早い者勝ち!

5つ目はまたまたプーマ!プーマキング アクア

プーマ(PUMA) プーマキングアクアJ 040952 02 ホワイト/ブラック/Aスカイ 11

これまた少し指先が小さめなつくりなのでちょっと小さめです。4mmSRアクアを採用した雨天対応モデル!

 

とりあえず今回は厳選したものをあげさせていただきました!気になるものはあったでしょうか?また今度新しいものが出てくれば更新していきたいと思います!

グローブのカッティングごとにみられる特徴! Part.3 ~「ハーフネガティブ」

第3弾は「ハーフネガティブ」です!

ハーフネガティブカット(HN)はパーム部分と指股を内側に巻き込んで縫い込むことにより、指の遊びを軽減し素手感覚に近づけたカッティングです。最近では特にアディダスで主流になっているカッティングですね!別名は「インシ―ムカット」です。「IC」と表記されることもあります。

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ハーフネガティブの特徴は、より素手感覚に近づけることで、ボールを「掴む」という動作において非常に長けています。キャッチング時にはより指に神経が集中してキャッチするイメージです。フィッティングがタイトな分、少しボールとの接地面積が少なくなると感じられるモデルもありますが、ハンドリングに支障は特にきたさないカッティングなので愛用する選手が多いのにも納得です。スローイングにも特に違和感はないでしょう。

 

<主な着用選手>

 ‐日本人選手‐

 ・中村航輔 ・権田修一 ・飯倉大樹 

 ‐外国人選手‐

 ・マヌエル・ノイアー ・ヤン・オブラク ・ペトル・チェフ

<各メーカーの主な国内販売モデル>

 adidas

   ・プレデター TRANS プロ

   ・プレデター LEAGUE

 PUMA

   ・プーマ ONE 17.2 グリップ IC

   SELLS

   ・シルエット サイクロン アクア

   HO

   ・ワン ネガティブ

   ・SSG レガシー ネガティブ

   uhlsport

   ・テンショングリーン スーパーグリップ ハーフネガティブ

   ・テンショングリーン アブソルートグリップ ハーフネガティブ

   ・アクアグリップ ハーフネガティブ

   ・アクアソフト ハーフネガティブ ウィンドブレーカー

 

 

 

グローブのカッティングごとにみられる特徴! Part.2 「ロールフィンガ―」

勢いそのままにカッティング紹介第2弾、やっちゃいたいと思います!

 

今回紹介するのは「ロールフィンガー」。他には「ガンカット」とも呼ばれるカッティングで、指が包み込まれたカッティングが特徴です。

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今回は、指先を巻き込んだadidasの「フィンガーチップ」も同じカッティングとして紹介していきたいと思います。フィンガーチップ=ロールフィンガ―ではなく、指先を巻き込んでいる状態になっていることをフィンガーチップと言います。特徴を先に言っておくと、フィンガーチップの良さは指先のあたりを良くすることで、縫い目などによるストレスが無くなることです。

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ロールフィンガ―の良さは、その包み込まれるようなフィット感と衝撃吸収力です!

指全体がパームで包まれることによってグローブ内でのフィット感が向上し、ボールと設置した際には衝撃が分散されると同時に接地面積が大きくなるので、キャッチ時の安定感が高まります。キャッチングでは、掴みにいったうえで「ボフッ」とはめる感覚です。また、全体にパームがあることで、ボールとの多少のズレにも対応できるところが特徴です。

ただ、グローブ自体の機動性には少し欠けるので、スローイングなどのハンドリング要素はあまり高く追及できません。とはいっても、グローブの構造・素材次第では「やわらかい」ロールフィンガ―と「かたい」ロールフィンガ―があるので、やわらかい方ならまだ追求できるかと思います。

 

<主なロールフィンガ―着用選手>

 ‐日本人選手‐

 ・曽ヶ端準 

 ‐外国人選手‐

 ・テア・シュテーゲン ・クラウディオ・ブラボ ・ビュルキ 

 

<各メーカーの国内販売されている主なモデル>

 adidas

   ・プレデター TRANS プロ フィンガーチップ

 SELLS

   ・ラップ エリート アクア

   ・ラップ プロ サイクロン アクア

   ・ラップ プロ テライン

 HO

 ・IKARUS エルゴロールフィンガ―

 ・コントロール デュオ GEN8

 ・SSG レガシー ロールフィンガ―

 uhlsport

 ・エリミネーター コンフォート ロールフィンガ―

 

 

 

 

グローブのカッティングごとにみられる特徴! Part.1~ノーマルカット

 

こんにちは!

前回グローブを選ぶ際の優先事項についてブログをまとめてみました。いかがだったでしょうか?

今回はまた一つ踏み込んで、これまた皆さんを悩ませる要素、「カッティング」についてまとめてみました!

 

・グローブの「カッティング」って?

 キーパーグローブのパーム(手のひら)には、様々な形状のカッティングが存在し、現在は「フラットパーム」・「ロールフィンガー」・「ハーフネガティブ」・「ハイブリッドカット」・「フィンガーサラウンド」・「セミガンカット」や、その他多様なカッティングがあります。名称もメーカーや細かな違いによって違ったりするので、それぞれに該当するグローブを特徴も交えながら紹介していきたいと思います!

まずはフラットパームです!

 

1.「フラットパーム」

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 フラットパームとは、その名の通りパームが平らな状態のグローブのことを指します。(親指のカッティングは名称に関係ありません!)

他の呼び方だと「ノーマルカット」や「レギュラーカット」があります。

 

フラットパームの特徴はなんといってもグローブの動かしやすさです。最もシンプルな構造になっているのはもちろん、指股が基本メッシュ、低価格モデルだと薄い素材が使われていることによって、指の動きを制限することなく軽量性も実現しています。また、同じ厚みのパームの中では一番薄く感じるフィッティングなので、ボールとのダイレクトな感覚を求める方にはお勧めです!キャッチングにおいてもボールとの接地面積は十分で、ダイレクトな感覚が伝わる通り、しっかり掴むというイメージです。実はスローイングの投げやすさが他のカッティングより優れているところも特徴なので、肩が自慢の選手はぜひ試してみるといいと思います!

ただ、稀に裁縫の拙さによって少しパーム部分の角度がずれることにより、指股がボールに当たってしまうものもあるので、しっかり試着して確かめることをお勧めします。

 

<主なフラットパーム着用選手>

 ‐日本人選手‐

 ・川島永嗣 ・東口順昭 ・林卓人 ・菅野孝憲

 

 ‐外国人選手‐

 ・ジャンルイジ・ブッフォン ・ウーゴ・ロリス

 

 

<各メーカーの主なフラットパームモデル(国内販売のみ)>

 ・adidas

       プレデター TRANS プロ フィンガーセーブ ウルティメイト

  プレデター TRANS プロ フィンガーセーブ 

      

 ・PUMA

  プーマ ONE プロテクト 18.1

  プーマ ONE グリップ 17.2 RC

       プーマ ONE グリップ 17.2 アクア

 

 ・SELLS

      アクシス プロ サイクロン

   アクシス デトネイト

 

 ・uhlsport

      ウールシュポルト アブソルートグリップ

   ウールシュポルト アクアソフト

   テンショングリーン スーパーソフト

 

 ・HO

      SSG LEGACY FLAT

      アクアグリップ GEN8 ジャパン

 

 ・reusch

      プリズマ プロ G3

      プリズマ プロ AX2

      

  

  

 

キーパーグローブの選び方

 キーパーグローブ、毎回選ぶのに悩んで苦労する方もいれば、愛着のある使い慣れたモデルを迷わず使う方もいることでしょう。今回は、悩むあなたに少しアドバイス!という感じで、様々な観点から皆さんが求めるキーパーグローブを探すのをサポートできればと思います。

 

・グローブに求めるべきものって?

 皆さんはグローブを選ぶとき、どんな優先順位で選んでいますか?おそらく、ざっくりした要素としてはグリップ力・フィット感(付け心地)・デザインといったところではないでしょうか。でもこれ、優先順位を間違えると大変なことになります、ほんとに。それでは、あくまでも私個人の主観になりますが、まずはその優先順位について紹介していきたいと思います。

 

 

1.フィット感(付け心地)

 これだけは本当に一番優先した方がいい要素です。スパイクと一緒で、自分に一番ピッタリなものを選ぶことが何より大切だと思います。自分にピッタリなグローブをつかうことが一番いいプレーにつながります。

 ちなみにこのフィット感なのですが、2つのフィット感が大事です。ひとつは、グローブ内側の素材です。ほとんどのグローブにそこまで細かな差はありませんが、ふわふわしたものや少しザラザラしたものなど、そういったところも好みに合わせて選ぶといいと思います。

 そしてもうひとつは、なんといってもサイズ感です。ピッタリや少し余裕を作りたいというのは人それぞれですが、見栄をはって大きいサイズのグローブを選ぶことだけは絶対にお勧めできません。大きいサイズをつけてるとなんか強そうみたいな気持ちはわかりますが!(笑) 変に大きいサイズをつけると、キャッチの時に本来の手の位置にグローブが合わなかったり、グローブの中で手が遊ぶことでキャッチミスなどの原因になります。また、ボールの扱いにくさも格段に増します。私は一回「大きいのつけたらいいんじゃないか」と思っていつもより大きめのを着けてみたことがあったのですが、もう最悪です。やっぱり自分に合うものをつけることが何よりも大事です!

 

2.グリップ力

 これは間違いなく皆さんが一番気にするところだと思います。グリップは大事ですよね!これに関してはグローブのグレードが高いほどグリップも高いとすでにお分かりかと思うので、比較的あまり目立たないものの十分試合で使えるパームを紹介したいと思います。

 

 まずはアディダスオールラウンド。現在のモデルだとコンペティションに使われているのですが、つい5年ほど前まではトップモデルに使用されていたパームです。全天候型で十分なグリップ力を発揮してくれます。価格がお手頃なのが高ポイント。

  

 プーマのグラファイトプラスもかなりのクオリティです。グリップ・弾力性は申し分なく、耐久性もある方なのでかなりいいと思います。なんとあのジャンルイジ・ブッフォンもこのパームを愛用しているんです!いまのところ日本ではエヴォパワー2プロテクトシリーズのみでの展開になってますが、イタリアの誇る守護神も愛用するパームを使ってみてはいかがでしょうか?

 プーマは他のメーカーに比べて旧モデルが比較的安くなりやすいところも魅力的です!

 

 ナイキではグリップ3に使用されているスーパーソフトフォームがおすすめです。そもそもグローブ自体が最近、トップモデルのヴェイパーグリップと瓜二つになったので、パームの厚み・グリップに若干の違いはあるものの、もう同じと言っていいんじゃないかというレベルに仕上がっています。この値段にしてはかなりのクオリティです。

(トップモデルと同クオリティになったのは2016年の黄色×オレンジのモデルからです!)

 このように、価格は比較的安めでも高クオリティのグローブはたくさんあります!ぜひお店などでも見てみてください!

 

3.デザイン

 デザインは、ほんとに最後に決めたグローブのカラーバリエーションから選ぶくらいでいいんです。グローブのデザインよりも、ゴールをしっかり守れた方がかっこいいですよ。(←これは重要!)

 

 というように、グローブ選びにおける優先順位について書かせていただきました!これらの要素とは別に、カッティングなどさらに細かい要素も出てくるわけですが、長くなりそうなのでまた次に書こうと思います!ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ開設!

 この度、Twitterでのキーパーグローブことgkgloves1は、ブログを開設することになりました!!!

 

 やはりTwitterだと伝えたいこと全てを一気に伝えることが難しいというのと、こうしてブログという形でGKというポジションのことを発信していくことで、自分にも新たな発見があるんじゃないかと思って始めた次第です。最近体操の内村選手が出てる塾のCMがありますよね?(笑) まさにああいうことです。学んで理解できればもちろんそれが一番早くていいんですけど、自分が話せる・伝えられるようになることで理解度はより深まります。 

 

 なんていったって、GKは一番するべきことが明確でありながら、実は一番奥が深いポジションだと思います。「シュートを止める」ためには、一般の人からすればただ止めればOKと思うかもしれません。しかし数あるシチュエーションから様々なコースにシュートは放たれ、巻いてくるのもあれば弾丸もあり、自分に近い位置に来るものもあればコースをついたシュートもあります。

 

 そしてそれら全ての情報から最善の選択をするのに、1秒ありません。

 

 実際、選択というより反射による反応の方が多くなると思います。しかしその反射で最善策を瞬時に出せるくらいに経験や学びからの知識が体に染みついていれば、一歩、また一歩と、GKとしてステップアップしていけるはずです。

 

そんなGKを目指す自分のためでもあり、それがGKの皆さんの力にもなれたらと思います。

 

話が長くなりましたね(笑)

 

 

 

もちろんこのブログではキーパーグローブについての記事の方が多くなると思いますが、このように時折プレーについても紹介していきたいと思います!

 

これからよろしくお願いします!